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還穀 かんこく

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世界大百科事典 第2版の解説

かんこく【還穀】

朝鮮の高麗,李朝で行われた公営の穀物貸与制度。〈還上〉とも言う。〈還穀〉の制度化は高麗初期(10世紀)に〈義倉〉を配置したことに始まり,李朝初期(15世紀)の〈社倉〉〈常平倉〉設置で全国的に完成した。しかしこれは凶年のみの臨時措置で,常設化されたのは1626年の常平・賑恤(しんじゆつ)庁設置からである。本来〈還穀〉は凶作時の救済が目的で,専用の貯蔵穀や軍糧を春の端境期に貸し出し,秋の収穫期に無利子か利子付きで返還させる制度である。

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世界大百科事典内の還穀の言及

【三政】より

…朝鮮,李朝における田税(田政),軍役(軍政),還穀(還政)の三大収取体制をいう。田税は初め科田法で収穫物の10分の1とされたが,李朝後期には一結(結負制)につき本来の田税が米4斗,大同法による大同米が12斗,その他が4斗とされた。…

※「還穀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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