那由他(読み)ナユタ

デジタル大辞泉 「那由他」の意味・読み・例文・類語

なゆた【那由他/那×庾多】

《〈梵〉nayutaの音写
古代インドの数量単位。ふつう一千億と解するが、異説も多い。転じて、きわめて大きな数量。
数の単位。10の60乗。一説に10の72乗。→くらい[表]

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精選版 日本国語大辞典 「那由他」の意味・読み・例文・類語

なゆた【那由他・那庾多】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] nayuta の音訳 ) 数の単位。ふつう、一千億とするが、ほかに十万、一億など諸説がある。きわめて大きな数量。
    1. [初出の実例]「於是西方、去此世界百千倶那庾多仏土仏世界、名曰極楽」(出典往生要集(984‐985)大文一〇)
    2. [その他の文献]〔金剛経〕

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デジタル大辞泉プラス 「那由他」の解説

那由他

佐々木淳子による漫画作品。平凡な高校生少女超能力を引き出す謎の「輪」をめぐって超能力者たちと宇宙人たちの戦いに巻き込まれていく。『週刊少女コミック』1981年第16号~1982年第19号に連載。小学館フラワーコミックス全3巻。

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