都のつと(読み)みやこのつと

日本歴史地名大系 「都のつと」の解説

都のつと
みやこのつと

一巻 宗久著

成立 観応年間頃

写本 国会図書館ほか

版本 早稲田大学図書館ほか

解説 筑紫の僧であった著者紀行文で、自作和歌挿入白河の関から奥州路に入り、阿武隈川を渡り、武隈の松、名取川を過ぎ、宮城野、末の松山から塩竈・松島を訪ねる。歌名所めぐりであるが、南北朝期のとくに塩竈・松島を記した資料として貴重である。

活字本 仙台叢書二・「群書類従紀行部ほか


都のつと
みやこのつと

一冊 宗久著

成立 貞治六年

写本 国会図書館など

解説 京より鎌倉を経て陸奥松島などに至る紀行。石山志賀浦鏡山などがみえる。

活字本 群書類従一八など

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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