都筑馨六(読み)ツズキ ケイロク

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「都筑馨六」の解説

都筑 馨六
ツズキ ケイロク


肩書
枢密顧問官,外務次官,文部次官

旧名・旧姓
旧姓=藤井

別名
筆名=琴城 雞助

生年月日
万延2年2月17日(1861年)

出生地
上野国高崎(群馬県)

出身地
愛媛県

学歴
東京大学文学部政治学・理財学〔明治14年〕卒

学位
法学博士〔明治40年〕

経歴
横浜修文館、カロルザル英学塾で英語を学ぶ。東大卒業後の明治15年ドイツに留学。ドイツ語、フランス語に習熟し、19年帰国、外務省に入る。外相井上馨の秘書官となり、のち女婿となる。20年渡仏。22年再び公使館書記官となる。23年山県有朋首相秘書官、のち法制局参事官、内務省土木局長、宮内省図書頭を歴任。30年文部次官、31年外務次官、32年勅選貴院議員。33年伊藤博文の政友会結成に参加。36年枢密院書記官長、40年特命全権大使。41年男爵。42年枢密顧問官となり、以来15年間この職にあった。

没年月日
大正12年7月6日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「都筑馨六」の解説

都筑 馨六
ツヅキ ケイロク

江戸時代末期・明治期の官僚,男爵 枢密顧問官;外務次官;文部次官。



生年
万延2年2月17日(1861年)

没年
大正12(1923)年7月6日

出生地
上野国高崎(群馬県)

出身地
愛媛県

旧姓(旧名)
藤井

別名
筆名=琴城,雞助

学歴〔年〕
東京大学文学部政治学・理財学〔明治14年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔明治40年〕

経歴
横浜修文館、カロルザル英学塾で英語を学ぶ。東大卒業後の明治15年ドイツに留学。ドイツ語、フランス語に習熟し、19年帰国、外務省に入る。外相井上馨の秘書官となり、のち女婿となる。20年渡仏。22年再び公使館書記官となる。23年山県有朋首相秘書官、のち法制局参事官、内務省土木局長、宮内省図書頭を歴任。30年文部次官、31年外務次官、32年勅選貴院議員。33年伊藤博文の政友会結成に参加。36年枢密院書記官長、40年特命全権大使。41年男爵。42年枢密顧問官となり、以来15年間この職にあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都筑馨六」の解説

都筑馨六 つづき-けいろく

1861-1923 明治時代の官僚。
文久元年2月生まれ。外相井上馨(かおる)の秘書官をつとめ,娘婿となる。首相山県有朋の秘書官,宮内省図書頭(ずしょのかみ),外務次官などを歴任。明治32年貴族院議員。33年立憲政友会の創立に参加した。大正12年7月6日死去。63歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。東京大学卒。著作に「民政論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「都筑馨六」の解説

都筑 馨六 (つづき けいろく)

生年月日:1861年2月17日
江戸時代;明治時代の内務官僚。男爵;貴族院議員
1923年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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