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鄭道昭 ていどうしょうZheng Dao-zhao

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鄭道昭
ていどうしょう
Zheng Dao-zhao

[生]?
[没]煕平1(516)
中国,北魏の貴族で書家。けい陽 (けいよう。河南省開封) の人。字は僖伯。号は中岳先生。諡は文恭。博学多才,ことに詩文に巧みで,また書を愛した。官は散騎常侍,光州・青州刺史などを歴任し,洛陽で没した。その書風は雄渾で変化に富み,特に磨崖の書にすぐれた。遺品に『鄭文公上碑』『観海童詩』『太基山銘』『論経書詩』などがあるが,特に中書令であった父の徳をたたえた『鄭羲下碑』は清の包世臣,呉煕載らに称されて有名。

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百科事典マイペディアの解説

鄭道昭【ていどうしょう】

中国,北魏の書家。字は僖伯,号は中岳先生。光州刺史に任ぜられて,山東地方に碑文を多数残した。北朝には珍しく,南朝風の丸い字体の楷書(かいしょ)が多い。作品は《鄭羲上下碑》等。

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大辞林 第三版の解説

ていどうしょう【鄭道昭】

?~516) 中国、北魏の人。字あざなは僖伯、号は中岳先生。群書を博覧し、書をよくした。孝文帝に仕えた。山東省に在任中、崖石に「鄭文公碑」「論経書詩」などを刻した。

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世界大百科事典内の鄭道昭の言及

【書】より

…このうち,とくに書のすぐれたものとして《始平公造像記》《楊大眼造像記》《魏霊蔵造像記》《孫秋生造像記》のいわゆる竜門四品があり,さらに十品,二十品,五十品,百品などと称して鑑賞されている(《竜門二十品》)。510年前後には,陝西省の石門に王遠の《石門頌》,山東省の雲峯山,天柱山,太基山などに鄭道昭(?‐516)の一連の磨崖が作られ,東西に雄を競うことになる。鄭道昭の磨崖は30余種にのぼるが,とくに《鄭羲下碑》《観海童詩》《論経書詩》などが名高い。…

※「鄭道昭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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