酢漿草科(読み)かたばみか

精選版 日本国語大辞典 「酢漿草科」の意味・読み・例文・類語

かたばみ‐か ‥クヮ【酢漿草科】

〘名〙 双子葉植物の科名。世界に七属約一〇〇〇種あり、大部分が熱帯および亜熱帯に分布する多年草。葉は互生または根生し、しばしば複葉となり托葉がない。花は両性放射相称、時に花弁のないものがある。単生、または集散花序をなす。萼(がく)は五裂し、瓦状。花弁は五個。雄ずいは一〇~一五個。子房は上位で五室、時に、各室が独立した柱頭を持つ。果実蒴果(さくか)種子は各室に一または二列に配列して多数ある。この仲間には雑草として広く世界中に広がっているものがあり、帰化植物ムラサキカタバミはその典型

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android