化学辞典 第2版 「酸化ストロンチウム」の解説
酸化ストロンチウム
サンカストロンチウム
strontium oxide
SrO(103.62).ストロンチアともいう.ストロンチウムの炭酸塩,水酸化物,硝酸塩を強熱して得られる.無色の粉末.融点2430 ℃,沸点約3000 ℃.密度4.7 g cm-3.水に溶かすとはげしく反応して水酸化ストロンチウムを生じる.脱水剤,花火(赤色),顔料,せっけん,グリース,電子材料,ストロンチウム塩の製造,医薬品の製造原料などに用いられる.[CAS 1314-11-0]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報