デジタル大辞泉 「采配を振る」の意味・読み・例文・類語 采配さいはいを振ふ・る 陣頭に立って指図をする。指揮する。采配をとる。采を振る。「会長自ら―・る」[補説]文化庁が発表した平成29年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「采配を振る」を使う人が32.2パーセント、本来の言い方ではない「采配を振るう」を使う人が56.9パーセントという逆転した結果が出ている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「采配を振る」の意味・読み・例文・類語 さいはい【采配】 を=振(ふ)る[=振(ふ)るう] 自ら先頭に立って、指揮、運営にあたる。指揮をする。指図をする。采配を取る。[初出の実例]「采配(サイハイ)うち揮(フリ)」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺)「おぬしに表門の采配(サイハイ)を振(フ)らせるとは、林殿にしては好く出来た」(出典:阿部一族(1913)〈森鴎外〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例