デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「里井浮丘」の解説 里井浮丘 さとい-ふきゅう 1799-1866 江戸時代後期の商人,国学者。寛政11年生まれ。家業の廻船問屋をつぐ。漢学,書,絵画にすぐれ,38歳で大国隆正(たかまさ)の門人となり国学をまなぶ。京坂の文人のほか,藤本鉄石,梁川星巌(やながわ-せいがん)ら尊攘(そんじょう)派との交遊があった。慶応2年9月11日死去。68歳。和泉(いずみ)(大阪府)出身。名は孝幹(たかもと)。字(あざな)は元礼。通称は治右衛門。別号に快園,跛鼈。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例