コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

里村欣三 さとむら きんぞう

2件 の用語解説(里村欣三の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

里村欣三 さとむら-きんぞう

1902-1945 大正-昭和時代前期の小説家。
明治35年3月13日生まれ。徴兵を忌避して満州(中国東北部)を放浪。大正13年「文芸戦線」にくわわり,ルポルタージュ「富川町から」,満州の体験にもとづく「苦力頭(クーリーがしら)の表情」を発表。太平洋戦争中陸軍報道班員として従軍し,昭和20年2月23日戦死。44歳。岡山県出身。関西中学中退。本名は前川二享(にきょう)。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

里村欣三
さとむらきんぞう
(1902―1945)

小説家。岡山県に生まれる。本名前川二享。岡山市の関西中学中退後、職工、人夫などの職業を遍歴。のち入営するが水死を装い脱営、里村欣三の名で満州(中国東北)を放浪。上京後『文芸戦線』に小品やルポルタージュを発表。満州放浪体験に基づく小説『苦力(クーリー)頭の表情』(1926)は代表作となり『文芸戦線』派の中堅作家として活躍。日中戦争後は一特務兵として2年にわたり中国各地を転戦、『第二の人生』正続(1940)などを刊行した。昭和20年戦線にて死去。[大塚 博]
『『日本現代文学全集69 プロレタリア文学集 里村欣三他』(1969・講談社) ▽平林たい子著『自伝的交友録 実感的作家論』(1960・文芸春秋新社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

里村欣三の関連キーワード大久保百合子黒田孝雄小泉勝爾斎藤由理男佐藤井岐雄重見伊三雄滝沢静子三木宗策森下彰子森喬以

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone