( 1 )ラ行四段動詞「おもる(重)」が形容動詞化する際には「おもりか」になる。「おもらか」は中世以降に見られ、この「おもりか」の母音交替によって生じたものと考えられる。
( 2 )形容詞「おもし(重)」の語幹に「らか」が付いたものとする説もある。中世では「おほきらか」「みじからか」など中古で「やか」の形であったものが「らか」の形になる語があり、これもその一例と考えるもの。
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...