野に下る(読み)ヤニクダル

精選版 日本国語大辞典 「野に下る」の意味・読み・例文・類語

や【野】 に 下(くだ)

  1. 官職に就いていたものが退いて民間生活にはいる。下野(げや)する。
    1. [初出の実例]「其官に在りしの日に於ては干渉を主義とし、野に下るや否や忽ち変じて自由を主義と為す」(出典:明治十六年各政党盛衰記(1883)〈酒井忠誠〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android