江戸時代、検地のとき、田畑などの現場(野)で記帳した帳簿。半紙横折りの帳簿で、検地の際、実測した土地の地字(じあざ)、地番、縦横の間数(けんすう)、名請人(なうけにん)、面積などを記載した。実測して墨書した間数のわきに、中畦(なかあぜ)、縄たるみなどを差し引いた正味の間数を朱書(しゅしょ)し、その朱書間数で正味の面積を出し、墨書した面積のわきに同じように朱書した。これが野帳で、この野帳を清書したものを清野帳(せいのちょう)といい、やはり半紙横折りの帳簿で、そこにはほぼ野帳で朱書した間数、面積が清書された。その清野帳に検地奉行(ぶぎょう)が調印し、村方へ貸し渡して写し取らせ、算違(さんちが)い・字違(あざちが)いなどがあれば、付札にて提出させた。それを検地帳作成の基礎帳簿とした。
[川鍋定男]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...