野村無名庵(読み)ノムラ ムメイアン

20世紀日本人名事典 「野村無名庵」の解説

野村 無名庵
ノムラ ムメイアン

明治〜昭和期の演芸評論



生年
明治19(1886)年

没年
昭和20(1945)年5月25日

出生地
東京

本名
野村 元基

経歴
小学校で谷崎潤一郎同窓貧家に育ち、作家を志望したが、文章を売ることに追われた。演劇記者を経て、落語作者、演芸評論家として活躍。落語のサゲの分類業績を残した。著書に「落語通談」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野村無名庵」の解説

野村無名庵 のむら-むめいあん

1888-1945 大正-昭和時代前期の演芸評論家。
明治21年8月23日生まれ。3代古今亭今輔(いますけ)に入門し,のち演芸通信社に入社。演芸関係の記事,評論を執筆,また落語の創作などもおこなった。昭和20年5月25日東京空襲で死去。58歳。東京出身。東京府立第一中学中退。本名は元雄。著作に「本朝話人伝」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野村無名庵」の解説

野村 無名庵 (のむら むめいあん)

生年月日:1888年8月23日
明治時代-昭和時代の演芸作家;評論家
1945年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android