デジタル大辞泉 「野鶏」の意味・読み・例文・類語 や‐けい【野鶏】 1 キジの別名。2 キジ科ヤケイ属の鳥の総称。インドから東南アジアにかけて分布。セキショクヤケイ・ハイイロヤケイ・セイロンヤケイ・アオエリヤケイの4種があり、セキショクヤケイが鶏の原種に最も近いといわれる。鶏よりやや小形で、林にすみ、少し飛ぶことができる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「野鶏」の意味・読み・例文・類語 や‐けい【野鶏】 〘 名詞 〙① 「きじ(雉)」の異名。漢の呂后の名である「雉」をさけて用いたことに基づくといわれる。[初出の実例]「其いわれは雉をば野𨿸と云て本一物なり」(出典:史記抄(1477)四)[その他の文献]〔史記‐封禅書〕② キジ科ヤケイ属の鳥。体形はニワトリに似てやや小形。インド・セイロンから東南アジアにかけて羽色を異にする四種が分布し、そのうちの一種セキショクヤケイが、ニワトリの原種であるとされる。林縁や森林内の空地にすみ、草の種子、灌木の実、昆虫などを食べる。③ 中国で、下等な娼婦。街娼。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例