光や原子、電子など「量子」と呼ばれる極めて小さな物質の性質を利用する計算機。通常のコンピューターが情報の最小単位「ビット」を0か1で表すのに対し、量子コンピューターは0と1が混ざった状態を利用する。そのため量子ビットの数を増やせば、扱える情報量が飛躍的に上昇し、暗号技術に用いる素因数分解など複雑な計算を超高速で解けるとされる。「超電導方式」「イオントラップ方式」「光方式」などさまざまな手法がある。
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(星野力 筑波大学名誉教授 / 2007年)
(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)
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…しかし,そのアイデアは一部スーパースカラー方式やマルチプロセッサーなどに生かされている。データフローコンピューターが非ノイマン型コンピューターの代表例であるが,他に光コンピューターや量子コンピューターなども研究されている。
【コンピューターアーキテクャー用語集】
CISCとRISC個々の機械命令の機能レベルを高く設定した方式をCISC(Complex Instruction Set Computer),低く設定した方式をRISC(Reduced Instruction Set Computer)と呼ぶ。…
※「量子コンピューター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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