デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金井国之丞」の解説 金井国之丞 かない-くにのじょう 1847-1865 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。弘化(こうか)4年生まれ。武蔵(むさし)榛沢郡(埼玉県)の農家の出。桃井儀八に儒学をまなぶ。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の筑波山挙兵に参加。各地を転戦後,武田耕雲斎にしたがい京都にむかったが,越前(えちぜん)(福井県)で金沢藩に降伏し,元治2年2月16日刑死した。19歳。変名は石井政之丞。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例