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金山平三 かなやま へいぞう

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美術人名辞典の解説

金山平三

洋画家。神戸生。東美校卒。黒田清輝に師事する。渡仏後、文展で活躍。松田改組の際官展を去り、孤高の道を歩む。写生旅行に基づいた澄明な風景画を描く。晩年は歌舞伎絵をよくした。芸術院会員。昭和39年(1964)歿、80才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

金山平三 かなやま-へいぞう

1883-1964 大正-昭和時代の洋画家。
明治16年12月18日生まれ。黒田清輝に師事し,フランスに留学。大正5年文展で「夏の内海」が特選,以後官展中心に作品を発表,のち官展をさった。帝室技芸員。芸術院会員。昭和39年7月15日死去。80歳。兵庫県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品はほかに「氷すべり」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

金山平三
かなやまへいぞう
(1883―1964)

洋画家。神戸市生まれ。1909年(明治42)東京美術学校西洋画科を卒業し、12~15年(大正1~4)渡欧してフランスほか各国を巡遊する。16年の文展で『夏の内海』、翌年は『氷すべり』が特選を重ね、文展無鑑査を経て帝展審査員となり、22年の帝展に代表作『下諏訪(しもすわ)のリンク』を出品した。35年(昭和10)の帝展改組を機として、以後いっさいの展覧会に不出品。44年帝室技芸員、57年(昭和32)日本芸術院会員。印象派をよく消化したのち、自然に即して独自の写実的風景画境を築くほか、芝居絵を得意とした。兵庫県立美術館(旧兵庫県立近代美術館)に金山平三記念室がある。[小倉忠夫]
『『金山平三画集』(1976・日動出版部)』

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