デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金蔵主」の解説 金蔵主 こんぞうす ?-1443 室町時代の僧。後亀山天皇の皇子とも,世明王(説成(かねなり)親王の子)の王子ともいわれる。京都万寿寺の僧となる。嘉吉(かきつ)3年南朝系の尊秀王の京都侵入に応じて,日野有光らにかつがれ兄通蔵主とともに京都御所をおそう(禁闕(きんけつ)の変)。神剣・神璽(しんじ)をうばい,比叡(ひえい)山にのがれるが,同年9月26日管領(かんれい)畠山持国らに討たれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by