コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日野有光 ひのありみつ

4件 の用語解説(日野有光の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日野有光
ひのありみつ

[生]元中4=嘉慶1(1387)
[没]嘉吉3(1443).9.26. 延暦寺
室町時代初期の公卿。権大納言。嘉吉3 (1443) 年尊秀王を奉じて,南朝の復興をはかり,内裏 (だいり) に乱入して神璽 (しんじ) ,宝剣を奪ったが,延暦寺僧徒に殺された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

日野有光 ひの-ありみつ

1387-1443 室町時代の公卿(くぎょう)。
嘉慶(かきょう)元=元中4年生まれ。日野資教(すけのり)の子。後小松上皇の院執権,権(ごんの)大納言となり,従一位にのぼる。応永32年官を辞し出家。嘉吉(かきつ)3年南朝の尊秀王の京都侵入に応じて神剣・神璽(しんじ)をうばい比叡(ひえい)山にこもったが,同年9月26日管領(かんれい)畠山持国や延暦寺(えんりゃくじ)衆徒に討たれた。57歳。法名は祐光。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

日野有光

没年:嘉吉3.9.26(1443.10.19)
生年:嘉慶1/元中4(1387)
室町時代の公卿。法名は祐光。日野資教の子。蔵人頭を務め,応永18(1411)年左大弁,参議となり,同20年に権中納言,同24年には後小松上皇の院執権となり,同28年権大納言,同32年従一位に叙されてまもなく辞任して出家した。能登国(石川県)若山荘などの日野家領を伝領していたが,永享2(1430)年に将軍足利義教に家領を没収されて籠居,翌年に許されたが同6年再び所領を没収された。嘉吉3(1443)年9月に南朝の尊秀王と共に朝廷を襲撃して神璽,宝剣を奪い,比叡山延暦寺にたてこもって幕府軍や延暦寺僧徒に攻め殺された。子の資親は六条河原で斬首された。

(伊東正子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ひのありみつ【日野有光】

1387‐1443(元中4∥嘉慶1‐嘉吉3)
室町前期の公卿。資教の子。1421年(応永28)権大納言に昇進,25年従一位に叙され同年出家し祐光と号す。43年南朝の後胤源尊秀に内通し悪徒を清涼殿に乱入させ,神剣・神璽を奪取し延暦寺根本中堂にこもったが,管領畠山持国や山徒に討たれ,子資親以下50余人が斬首された。神剣は直後に発見され,神璽は58年(長禄2)赤松の遺臣が南朝より奪回した。【鳥居 和之】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の日野有光の言及

【禁闕の変】より

…1443年(嘉吉3)9月,南朝遺臣日野有光が神器を奪った事件。有光は将軍足利義勝の早世など嘉吉の乱後の幕府権力の動揺につけこみ,後南朝尊秀王と通じて内裏(禁闕)に侵入して放火し,神璽,宝剣を奪って比叡山に立てこもった。…

※「日野有光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日野有光の関連キーワード日野資愛日野資矩正親町公叙高倉永宣日野資施柳原量光五辻泰仲正親町三条公雅日野家光四辻季保

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone