デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金道」の解説
金道(初代) かねみち
兼道の子。永禄(えいろく)(1558-70)のころ父とともに京都西洞院にうつった。文禄のころ伊賀守(いがのかみ)を名のる。寛永6年12月11日死去。美濃(みの)(岐阜県)出身。
金道(3代) かねみち
明暦元年生まれ。2代金道の子。享保(きょうほう)のころ幕命をうけ,江戸で将軍の刀をつくったという。「日本鍛冶宗匠」を銘とした。享保11年6月21日死去。72歳。通称は勘兵衛。
…埋忠家は元来,刀の磨上げ,拵(こしらえ)・金具の製作を家業としていたが,明寿は作刀にも長じ,それまでの古刀期にはなかった濃厚な彫物を施した装飾豊かな作風を展開し,新刀の祖といわれている。これとは別に,地方からの移住者も多く,一条堀川には日向出身の国広が,西洞院には美濃出身の伊賀守金道,丹波守吉道,越中守正俊兄弟ら三品派がいて,それぞれ一派を開いた。国広一門は二十数名の刀工を擁し,初期新刀最大の派を形成し,金道の後代は日本鍛冶惣匠を名乗り,刀鍛冶の受領銘授与に関して朝廷との仲介役を務め,権力をもった。…
※「金道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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