鈍才(読み)ドンサイ

デジタル大辞泉 「鈍才」の意味・読み・例文・類語

どん‐さい【鈍才】

頭の働きがにぶいこと。また、その人。
[類語]愚鈍鈍重遅鈍魯鈍馬鹿

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精選版 日本国語大辞典 「鈍才」の意味・読み・例文・類語

どん‐さい【鈍才】

  1. 〘 名詞 〙 頭のはたらきがにぶいこと。愚鈍な才能。また、その人。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「我輩の鈍才(ドンサイ)を以て功名を求るは」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三八)
    2. [その他の文献]〔新語‐慎微〕

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普及版 字通 「鈍才」の読み・字形・画数・意味

【鈍才】どんさい

才能が乏しい。〔新語慎微〕心に在るを志と爲し、口に出づるを辭と爲す。~鈍才を砥(しれい)し、を雕(てうたく)し、疑を抑定し、理順を塞し、然否別す。

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