鈴木摠兵衛(読み)スズキ ソウベエ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「鈴木摠兵衛」の解説

鈴木 摠兵衛(1代目)
スズキ ソウベエ


肩書
衆院議員

生年月日
安政3年2月(1856年)

出身地
尾張国名古屋

経歴
名古屋市会議長、愛知県議、同参事会員。名古屋商業会議所副会頭。また名古屋生命保険、愛知材木、時計製造、名古屋倉庫、名古屋瓦斯各取締役、名古屋取引所理事長などを歴任。名古屋市から衆院議員当選5回。この間軍需評議会評議員、東洋拓殖会社設立委員、臨時国民経済調査委員、臨時財政調査会委員などを務め、中央倶楽部所属。のち多額納税者として貴院議員に2度選ばれた。

受賞
勲三等

没年月日
大正14年12月23日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「鈴木摠兵衛」の解説

鈴木 摠兵衛(1代目)
スズキ ソウベエ

明治・大正期の実業家 衆院議員。



生年
安政3年2月(1856年)

没年
大正14(1925)年12月23日

出身地
尾張国名古屋

主な受賞名〔年〕
勲三等

経歴
名古屋市会議長、愛知県議、同参事会員。名古屋商業会議所副会頭。また名古屋生命保険、愛知材木、時計製造、名古屋倉庫、名古屋瓦斯各取締役、名古屋取引所理事長などを歴任。名古屋市から衆院議員当選5回。この間軍需評議会評議員、東洋拓殖会社設立委員、臨時国民経済調査委員、臨時財政調査会委員などを務め、中央倶楽部所属。のち多額納税者として貴院議員に2度選ばれた。


鈴木 摠兵衛(9代目)
スズキ ソウベエ

大正・昭和期の実業家



生年
明治4年8月(1871年)

没年
昭和7(1932)年7月7日

出生地
愛知県名古屋鍋屋町

学歴〔年〕
名古屋商卒

経歴
明治28年8代目鈴木摠兵衛の養子となり、大正14年家業材木商を継ぐと共に9代目摠兵衛を襲名。材木商を営む傍ら各種事業に関係し、同族会社社長を始め、愛知時計電機などの取締役、日本貯蓄銀行重役、名古屋材木商工同業組合長などを務め、中京財界の重鎮として地方産業発展に尽力する。また名古屋図書館に鹿山文庫を寄贈するなど公共事業にも貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木摠兵衛」の解説

鈴木摠兵衛(8代) すずき-そうべえ

1856-1925 明治-大正時代の実業家,政治家。
安政3年2月21日生まれ。材木商鈴木家の養子となり家業を再建し,愛知時計製造などを設立。名古屋商業会議所会頭,名古屋株式取引所理事長。明治31年衆議院議員(当選5回,中央倶楽部(クラブ))。貴族院議員。大正14年12月23日死去。70歳。尾張(おわり)(愛知県)出身旧姓は日比野。前名は茂三郎。号は鹿山(ろくざん)。

鈴木摠兵衛(9代) すずき-そうべえ

1871-1932 大正-昭和時代前期の実業家。
明治4年8月生まれ。8代の養子となり,大正14年家業の材木商をつぐ。愛知時計電機などの取締役,名古屋材木商工同業組合長などをつとめる。名古屋図書館に鹿山(ろくざん)文庫を寄贈した。昭和7年7月7日死去。62歳。愛知県出身。名古屋商業卒。前名は鈴四郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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