20世紀日本人名事典 「鈴木武登馬」の解説 鈴木 武登馬スズキ ムトメ 明治〜昭和期の村長 三沢村(青森県)村長。 生年文久2年6月12日(1862年) 没年昭和2(1927)年6月20日 出生地陸奥国会津(福島県会津若松市) 学歴〔年〕青森県立専門学校本科〔明治16年〕卒 経歴小学校校長などを経て明治22年に郷里青森県三沢村の村議となる。次いで30年同村長に就任。同地方はしばしば冷害や凶作に見舞われ、漁業も不安定なことが多かったことから、村民に貯蓄を奨励。また、原野への植林や国有林の払い下げを積極的に行い、村の財政を安定させた。40年からは青森県会議員も兼務。昭和2年に病気で村長職を退くが、その間の約30年に渡る村政で同村は全国優良村の一つに数えられるほどに発展し、現在の三沢市の基礎が確立された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木武登馬」の解説 鈴木武登馬 すずき-むとめ 1862-1927 明治-昭和時代前期の村長。文久2年6月12日生まれ。明治30年より30年間青森県三沢村長をつとめる。原野に植林をつづけ,村民の生活向上につくした。昭和2年6月20日死去。66歳。陸奥(むつ)会津(あいづ)(福島県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by