鈴木鳴門(読み)すずき めいもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木鳴門」の解説

鈴木鳴門 すずき-めいもん

?-1840 江戸時代後期の画家
江戸の鈴木芙蓉(ふよう)の内弟子となり,芙蓉の子鈴木小蓮の死後師の養子となる。山水・人物画にすぐれ,また詩文をよくした。養父の跡をつぎ阿波(あわ)徳島藩絵師となる。天保(てんぽう)11年9月16日死去。阿波出身。本姓は近藤。名は積。字(あざな)は一善。通称は清次郎。別号に淡墨斎。作品に「鳴門画譜」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android