鉅公(読み)きょこう

精選版 日本国語大辞典 「鉅公」の意味・読み・例文・類語

きょ‐こう【鉅公】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天子異称。〔音訓新聞字引(1876)〕〔漢書‐郊祀志上〕
  3. その道にすぐれた人。巨匠大人物。また、大官
    1. [初出の実例]「双馬駕車載鉅公、大都片刻往来通」(出典東京詞(1869)〈大沼枕山〉)
    2. [その他の文献]〔李賀‐高軒過詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鉅公」の読み・字形・画数・意味

【鉅公】きよこう

大家。唐・李賀〔高軒過〕詩 云ふ是れ東京の才子の鉅なりと 二十宿、心胸に羅(つら)なり 元耿耿として、貫きて中に當る

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