デジタル大辞泉 「銅族元素」の意味・読み・例文・類語 どうぞく‐げんそ【銅族元素】 金・銀・銅の3元素の総称。周期表ⅠB族に属する。金属光沢があり、展性・延性に富む。古来貴金属として珍重される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「銅族元素」の意味・読み・例文・類語 どうぞく‐げんそ【銅族元素】 〘 名詞 〙 周期表11族に属する銅(Cu)・銀(Ag)・金(Au)の三元素の総称。天然に産出し鉱石からも容易に得られるため古くから用いられた。貨幣金属。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「銅族元素」の意味・わかりやすい解説 銅族元素どうぞくげんそelement of the copper group 周期表第11族に属する銅、銀、金の3元素の総称。貨幣金属coinage metalともよばれる。貴金属で、いずれも天然に単体として産出することがあり、また鉱石から金属を容易に取り出すことができるので、古くから知られている金属である。ただし地殻中における存在度は低い。いずれも美しい金属光沢があり、延性、展性のある軟らかい金属で、比重が大きく、とくに熱および電気の伝導度がきわめて高い。化合物は、銅が2価、銀が1価、金が3価をもっとも普通にとるが、いずれもそのほか1価から3価までをとりうる。[中原勝儼][参照項目] | 銅 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例