銅族元素(読み)ドウゾクゲンソ(その他表記)element of the copper group

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「銅族元素」の意味・読み・例文・類語

どうぞく‐げんそ【銅族元素】

  1. 〘 名詞 〙 周期表11族に属する銅(Cu)・銀(Ag)・金(Au)の三元素の総称。天然に産出し鉱石からも容易に得られるため古くから用いられた。貨幣金属

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「銅族元素」の意味・わかりやすい解説

銅族元素
どうぞくげんそ
element of the copper group

周期表第11族に属する銅、銀、金の3元素の総称。貨幣金属coinage metalともよばれる。貴金属で、いずれも天然に単体として産出することがあり、また鉱石から金属を容易に取り出すことができるので、古くから知られている金属である。ただし地殻中における存在度は低い。いずれも美しい金属光沢があり、延性、展性のある軟らかい金属で、比重が大きく、とくに熱および電気伝導度がきわめて高い。化合物は、銅が2価、銀が1価、金が3価をもっとも普通にとるが、いずれもそのほか1価から3価までをとりうる。

[中原勝儼]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む