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銅鋺 かなまり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

銅鋺
かなまり

銅製の鋺で,仏具の一種といわれる。横穴や後期の古墳に埋葬された例も多い。古墳に埋葬されたものの分布は中部地方より東のほうに多く,全体の8割に及んでいる。いわゆる鋺形のものと,脚台のついているものに分けられ,鋺形のものは高台のあるものとないものに,脚台付きのものは承台のあるものとないものとに分けられ,そのいずれにもふたのあるものとないものとがある。

銅鋺
どうわん

青銅製の鋺 (かなまり) 。仏具の一種で,舎利容器,供養仏器として用いられたと思われる。横穴や,後期古墳に埋葬された例も多い。古墳に埋葬されたものの分布は中部地方より東のほうに多く全体の8割に及んでいる。鋺形のものと,脚台付きのものとに分けられ,鋺形のものは高台のあるものとないものとに,脚台付きのものは承台のあるものとないものとに分けられる。ふたのあるものとないものとがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

かなまり【銅鋺】

銅製の椀形容器をいう。鋳造ののち,ろくろで削って整形する。器形としては,蓋がつき承盤(托)にのせる高台付鋺形,盒形,杯形など多岐にわたる。南北朝時代から隋・唐時代の中国では,銅製のほか金製や銀製のものがあり,同時代の朝鮮や日本の遺跡から類似品が出土する。韓国の百済武寧王陵からは銅製承盤と蓋付きの銀鋺と組み合わさったものが出土し,同時に銅製の鋺も発見されている。日本の古墳時代後期墓から発見される銅鋺の祖形とみられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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