デジタル大辞泉
「銚釐」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ちろり【銚釐】
〘名〙 酒をあたためるのに用いる金属製の容器。
円筒形で、つぎ口と
把手(とって)がついたもの。
たんぽ。
※
狂歌・後撰夷曲集(1672)八「淋しさに友松虫のねさけこそ
ちんちろりにて
かんをするなれ」
[
補注]多く京都での称であったらしいが、
安永(
一七七二‐八一)頃には
江戸でもいわれるようになった。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
銚釐
中国から渡来した、酒を温めるのに用いる金属製の容器。主に錫(すず)か銀製。やや尻つぼみになった円筒形で、注ぎ口と取手が付いている。今でもおでん屋などで使われている。銚子(ちょうし)、酒注ぎとも。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
ちろり【銚釐/地炉裏】
酒の燗(かん)をする、筒形で、つぎ口と取っ手がついた金属製の容器。一般に容量は1~2合で、湯せんで酒を温める。銅製・しんちゅう製・すず製などがある。
出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報
普及版 字通
「銚釐」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報