銷鑠(読み)しょうりゃく

精選版 日本国語大辞典 「銷鑠」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りゃく セウ‥【銷鑠】

〘名〙 金属をとかすこと。
空華日用工夫略集‐応安三年(1370)四月二〇日「仍収其刀、付修造司、銷鑠作釘、以懲之」

しょう‐しゃく セウ‥【銷鑠】

〘名〙 金属などがとけること。また、金属をとかすこと。
舎密開宗(1837‐47)内「黄金中等火度を以て銷鑠す」 〔枚乗‐七発〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「銷鑠」の読み・字形・画数・意味

【銷鑠】しよう(せう)しやく

とけてきえる。唐・駱賓王帝京〕詩 金、銷鑠し、素絲變ず 一貴一賤、見(あら)はる 紅顏、宿昔白頭新たなり 粟、布衣故人を輕んず

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