宿昔(読み)シュクセキ

デジタル大辞泉 「宿昔」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐せき【宿昔】

昔から今までの間。従来。また、むかし。以前。
「―青雲の志を達するは乱世に在り」〈福沢福翁自伝

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精選版 日本国語大辞典 「宿昔」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐せき【宿昔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昔から今までの間。従来。また、昔。夙昔(しゅくせき)
    1. [初出の実例]「平生容色不曾似、宿昔蛾眉迷自身」(出典凌雲集(814)奉和聖製春女怨〈小野岑守〉)
    2. 「げにも長々の浪人者。宿昔(シュクセキ)青雲の楷梯(かけはし)を路次版(ろじいた)と倶に踏外してより」(出典:滑稽本浮世床(1813‐23)初)
    3. [その他の文献]〔史記‐公孫弘伝〕
  3. しゅくせき(宿夕)戦国策‐秦策・昭襄王〕

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普及版 字通 「宿昔」の読み・字形・画数・意味

【宿昔】しゆくせき

宿夕。また、以前から。唐・張九齢〔鏡に照らして白髪を見る〕詩 宿昔、雲の志 蹉(さた)たり、白髮の年 誰(たれ)か知らん、の裏(うち) 形影自(おのづか)ら相ひれまんとは

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