錦衣玉食(読み)キンイギョクショク

デジタル大辞泉 「錦衣玉食」の意味・読み・例文・類語

きんい‐ぎょくしょく【錦衣玉食】

《「宋史」李鷹伝から》美しい衣服を着て、ぜいたくな食事をすること。ぜいたくな生活をすること。美衣美食

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精選版 日本国語大辞典 「錦衣玉食」の意味・読み・例文・類語

きんい‐ぎょくしょく【錦衣玉食】

  1. 〘 名詞 〙 立派な衣服を身にまとい、美食にふけること。贅沢(ぜいたく)な生活をすることのたとえにいう。
    1. [初出の実例]「錦衣玉食、入則重裀、出則高輿」(出典:日本詩史(1771)二)
    2. [その他の文献]〔宋史‐李伝〕

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四字熟語を知る辞典 「錦衣玉食」の解説

錦衣玉食

立派な衣服を身にまとい、美食にふけること。ぜいたくな生活をすることのたとえにいう。

[活用] ―する。

[使用例] 都人が金衣玉食し大廈高楼に住居すというも、その衣食住は汚穢中の衣食住にして[福沢諭吉福翁百話|1897]

[使用例] 世界のもっとも気の毒なるもの恐らくは露西亜皇帝ならん、彼は囚人なり、ただ錦衣玉食するに過ぎず[木下尚江*火の柱|1904]

[類語] 暖衣飽食

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