鏤刻(読み)ロウコク

デジタル大辞泉 「鏤刻」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こく【×鏤刻】

[名](スル)
金属や木などに文字や絵を彫り刻むこと。るこく。「記念碑詩句鏤刻する」
文章や詩句を推敲すいこうすること。るこく。

る‐こく【×鏤刻】

[名](スル)ろうこく(鏤刻)

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精選版 日本国語大辞典 「鏤刻」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こく【鏤刻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鏤」は金属に物を彫ること、「刻」は木に彫ること )
  2. 彫りきざむこと。特に、文字をきざみ文章にすること。るこく。刻鏤
    1. [初出の実例]「寛永六年已後扁板鏤刻の医書漸多し」(出典:養生訓(1713)六)
    2. [その他の文献]〔晏子春秋‐諫・下〕
  3. 文章や字句推敲修飾すること。るこく。〔宋史‐欧陽脩伝〕

る‐こく【鏤刻】

  1. 〘 名詞 〙ろうこく(鏤刻)

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普及版 字通 「鏤刻」の読み・字形・画数・意味

【鏤刻】ろうこく・るこく

ほり飾る。〔晏子、諫下十四〕夫(そ)れ冠は以てを修むるに足り、~衣は以て形を掩(おほ)ひを禦(ふせ)ぐに足る。~冠に(こるゐ)の理(あや)無く、身せず、首せず。

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