長周期彗星(読み)ちょうしゅうきすいせい(英語表記)long-period comet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長周期彗星
ちょうしゅうきすいせい
long-period comet

公転周期 200年以上の彗星。現在までに軌道が計算されている 1350個あまりの彗星のうち約 320個がこれにあたる。軌道離心率は 0.96よりも大きく,遠日点距離が 0.6光年にもなる彗星がある。ほとんど同一軌道をもつ一群の彗星が存在し,太陽の引力圏の限界付近 (数光年の距離) からやってきた母彗星が分裂したのであろうと思われている。 (→周期彗星 , 短周期彗星 )  

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デジタル大辞泉の解説

ちょうしゅうき‐すいせい〔チヤウシウキ‐〕【長周期×彗星】

周期彗星のうち、公転周期が200年以上のもの。非周期彗星を含むことが多い。発見された彗星のうち、8割以上が長周期彗星とされ、オールトの雲がその起源と考えられている。池谷関彗星百武彗星ヘールボップ彗星などが知られる。⇔短周期彗星

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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