長歌行(読み)チョウカコウ

デジタル大辞泉 「長歌行」の意味・読み・例文・類語

ちょうか‐こう〔チヤウカカウ〕【長歌行】

連句一体。表8句、裏16句、名残なごりの表16句、名残の裏8句の計48句で一巻とするもの。⇔短歌行

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精選版 日本国語大辞典 「長歌行」の意味・読み・例文・類語

ちょうか‐こうチャウカカウ【長歌行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 楽府題(がふだい)の一つ。「短歌行」とともに、寿命長短について歌うところからつけられた名称一説に、歌声の長短からつけられた名称ともいう。〔古楽府‐長歌行〕
  3. ( 漢詩の八句の律詩六首の体にならったもの ) 連句様式の一体。各務支考のはじめたもので、表八句(七句目月)、裏一六句(九句目月、一三句目花)、名残表一六句(一五句目月)、名残裏八句(七句目花)の計四八句をもって一巻とするもの。懐紙二枚。
    1. [初出の実例]「今や一巻の換韵は、〈略〉長歌行を八句五韵となすべし」(出典:俳諧・和漢文操(1723)三・行類・俳諧求韵序説并短歌行〈土方堅〉)

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