デジタル大辞泉 「長谷川流」の意味・読み・例文・類語 はせがわ‐りゅう〔はせがはリウ〕【長=谷川流】 1 剣術の流派の一。天正(1573~1592)ごろ長谷川宗喜が創始。2 砲術の流派の一。近世初期、長谷川八郎兵衛一家が創始。3 流鏑馬やぶさめの流派の一。奈良春日神社の祭日に、御祭奉仕の長谷川氏が行ったもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「長谷川流」の意味・読み・例文・類語 はせがわ‐りゅうはせがはリウ【長谷川流】 〘 名詞 〙① 剣術の一流派。天正(一五七三‐九二)頃、富田治郎左衛門の弟子、長谷川宗喜のはじめたもの。〔武術流祖録(1843)〕② 砲術の一流派。寛永(一六二四‐四四)頃、土井利勝に仕えた長谷川八郎兵衛一家のはじめたもの。〔国朝砲熕権輿録(1855)(古事類苑・武技一五)〕③ 奈良の春日の御祭奉仕の長谷川氏の一族が行なった流鏑馬(やぶさめ)。神事流鏑馬の古様を継承したという。「長谷川流流鏑馬次等」などの伝書がある。④ =はせがわは(長谷川派)〔新選和漢書画一覧‐画家〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例