デジタル大辞泉
「開立」の意味・読み・例文・類語
かい‐りゅう〔‐リフ〕【開立】
[名](スル)ある数の立方根を求めること。立方に開くこと。かいりつ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かい‐りつ【開立】
- 〘 名詞 〙
- ① ( ━する ) 開き立てること。創設すること。かいりゅう。
- [初出の実例]「司法の範囲を規定し大小の訟庁を開立し竟に裁判独立の基礎を創置せし者、肥前政治家の功多きに居る」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質)
- [その他の文献]〔後漢書‐明帝紀〕
- ② =かいりゅう(開立)①
- [初出の実例]「Kairitsu カイリツ 開立」(出典:改正増補和英語林集成(1886))
かい‐りゅう‥リフ【開立】
- 〘 名詞 〙 ( 「りゅう」は「立」の正音 )
- ① 立方根を求めること。かいりつ。開立法(かいりゅうほう)。開立方(かいりっぽう)。
- [初出の実例]「金銀千枚を開立に積る事」(出典:塵劫記(1627)下)
- ② =かいりつ(開立)①
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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開立【かいりゅう】
ある数の立方根を求めること。(a+b)3=a3+3a2b+3ab2+b3を利用し,小数点の上下3けたずつ区切って計算できるが,煩雑なので電卓などを用いて計算する。→開平
→関連項目九章算術|立方根
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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普及版 字通
「開立」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の開立の言及
【立方根】より
…さらに,0でない複素数αの立方根の一つをβとすると,αの立方根はβ,βω,βω2の3個である。
[開立]
実数aの,実数の範囲での立方根を求めることを,aを立方に開く,またはaを開立するといい,その計算の方法を開立法という。開立法は,立方の公式, (x+y)3=x3+3x2y+3xy2+y3を利用する。…
【立方根】より
…さらに,0でない複素数αの立方根の一つをβとすると,αの立方根はβ,βω,βω2の3個である。
[開立]
実数aの,実数の範囲での立方根を求めることを,aを立方に開く,またはaを開立するといい,その計算の方法を開立法という。開立法は,立方の公式, (x+y)3=x3+3x2y+3xy2+y3を利用する。…
※「開立」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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