閏日(読み)うるうび(英語表記)intercalary day

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

閏日
うるうび
intercalary day

太陽暦では,1太陽年が 365.2422日にあたるため,平年を 365日とし,400に 97回日をおいて補正する必要がある。最初の一応完全な太陽は,前 46年,ユリウス・カエサルがアレクサンドリアの天文学者に命じてつくらせたユリウス暦で,1回帰年 (太陽年) を 365.25日として4年に1度閏年をおくことになっていた。しかし,真の1回帰年の長さは採用した1回帰年よりも 0.0078日だけ短いため 16世紀にいたり,約 10日間の食違いが生じた。 1582年,ローマ教皇グレゴリウス 13世は,その年の 10月4日の次の日を 15日とすることでこれを是正し,400年に3回,閏年となるべき年を平年とすることにした。具体的には,西暦紀元のうち,4で割切れる年の2月の終りに閏日をおいて 29日とし,なお 100で割切れる年のうち 400で割切れない年だけは平年とした。このグレゴリオ暦の方法が,今日ほとんど全世界で採用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android