20世紀日本人名事典 「関口 友愛」の解説 関口 友愛セキグチ トモチカ 江戸時代末期〜大正期の官吏 長野県議。 生年嘉永5年(1852年) 没年大正14(1925)年5月 出生地信濃国松本(長野県) 経歴信濃松本藩士・関口友忠の長男に生まれる。柴田利直について漢学を学び、また日本外史、古今集遠鏡、尾張の家苞などを勉学する。明治元年召し出されて従士となり、7年小学校校長となる。筑摩県庁、飯田区裁判所、大審院、函館控訴院勤務などを経て、15年長野県に帰郷、文芸を志し各種の新聞・雑誌に寄稿し、また金井潭・浅井洌・降矢敬吾らに説いて「後凋社」を組織、文学法律の研究向上を図る。17年長野県議に当選。19年から小県、更級兼埴科、東筑摩の各郡長を務め、38年塩尻吉江銀行支配人となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報