関野古墳群(読み)せきのこふんぐん

日本歴史地名大系 「関野古墳群」の解説

関野古墳群
せきのこふんぐん

[現在地名]小矢部市石坂

石坂(いしさか)集落の背後の北東に延びる尾根上の基部南斜面に立地し、前方後円墳一基・大型円墳一基・小型円墳五基からなる。なおすでに消滅した古墳や古墳の可能性が指摘されている地点もある。昭和六一年(一九八六)一号墳と二号墳の発掘調査が行われた。

一号墳は尾根から派生した独立丘陵状を呈する小丘陵の頂上(標高約九五メートル)に築かれ、墳丘上に関野神社があって、古くから古墳であると知られていた。同社の建築・改築の際、大正三年(一九一四)に鉄製の直刀が、昭和一一年に赤く染まった砂利と約二〇本の銅鏃が出土したという。発掘調査の結果、前方後円墳であることが判明。後円部の四分の三が失われているが、全長推定六五メートル、県下最大規模である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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