20世紀日本人名事典 「阪倉篤義」の解説
阪倉 篤義
サカクラ アツヨシ
昭和・平成期の国語学者 新村出記念財団理事長;京都大学名誉教授。
- 生年
- 大正6(1917)年5月23日
- 没年
- 平成6(1994)年10月22日
- 出生地
- 京都市上京区岡崎入江町(現・左京区)
- 学歴〔年〕
- 京都帝国大学文学部国文科〔昭和16年〕卒,京都大学大学院文学研究科国語・国文博士課程〔昭和24年〕修了
- 学位〔年〕
- 文学博士〔昭和37年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等旭日中綬章〔平成3年〕
- 経歴
- 昭和24年京都大学助教授、38年教授、56年退官し、名誉教授。翌年甲南女子大学教授となり、のち学長に就任。平成3年退任。現在新村出記念財団理事長をつとめる。国語学界の重鎮で、三高・京大教養部の教授・部長、さらに神陵史編集委員会代表を務めた。20年がかりで「古語大辞典」の編纂に取り組んでいる。著書に「語構成の研究」「文章と表現」「竹取物語」「日本語の語源」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報