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阻血性拘縮 そけつせいこうしゅくischemic contracture

世界大百科事典 第2版の解説

そけつせいこうしゅく【阻血性拘縮 ischemic contracture】

筋肉の血行障害のため,筋組織が強く障害されて繊維性の瘢痕(はんこん)組織に置き換えられ,筋肉の伸縮性が失われて関節の可動制限をきたし,変形を生じたものをいう。フォルクマン拘縮Volkmann’s contractureとも呼ばれ,小児の肘関節部外傷とくに上腕骨顆上骨折の際ギプスによる緊縛で生ずることが多い。すなわち上腕骨顆上骨折の際,時間の経過とともに関節部の腫張はかなり著しくなるが,整復操作,とくにこれが何度か繰り返し行われた場合には腫張がいっそう増す。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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