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阿部興人 あべ おきんど

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

阿部興人 あべ-おきんど

1845-1920 明治-大正時代の実業家,政治家。
弘化(こうか)2年9月5日生まれ。阿波(あわ)徳島藩で過激な藩政改革論をとなえて入牢。明治14年徳島興産社を組織し,翌年北海道に移住。未開地の開墾や北海道セメント(のち浅野セメントに合併)の設立などで北海道実業界に重きをなした。23年衆議院議員(当選5回)。大正9年1月2日死去。76歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

阿部興人

没年:大正9.1.2(1920)
生年:弘化2.9.5(1845.10.5)
明治期の実業家,政治家。阿波国板野郡木津村(徳島県鳴門市)の名主阿部猪蔵の5男。幼名は金兵衛。のち徳島藩士阿部岸蔵の養嗣子となる。明治維新の際,同藩の家老稲田邦植の独立をめぐる稲田騒動にかかわり処分された。美馬郡長,県会議員の傍ら,明治14(1881)年北海道開拓の目的で徳島興産社を起こし,札幌郡篠路村(札幌市)に未開地280万坪(9.2km2)の払い下げを受け,開墾に着手。23年以降,函館地方で北海道セメント,函館船渠,渡島水電などの設立にかかわる一方,徳島県選出の衆議院議員(改進党所属)を12年間も務めた。『郵便報知新聞』の経営にもかかわっている。<参考文献>阿部宇之八伝記刊行会編『阿部宇之八伝』

(桑原真人)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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