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限性品種 げんせいひんしゅsex‐limited race

世界大百科事典 第2版の解説

げんせいひんしゅ【限性品種 sex‐limited race】

雌雄の鑑別を容易にするために限性遺伝を利用して作られた品種。両性生殖をする多くの動植物では,雌雄どちらかの性がヘテロ型(XY)の性染色体をもつ。この場合,Y染色体上の優性遺伝子は,他の染色体に優性同義遺伝子がないかぎり,Y染色体をもつ性にのみ限性的に発現する(限性遺伝)。この性質を利用して,識別しやすい形質の遺伝子を常染色体からY染色体に転座させ,実用形質を改良したものが限性品種で,1941年に日本人によってカイコで作られたのが最初である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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