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院内学級 インナイガッキュウ

4件 の用語解説(院内学級の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

いんない‐がっきゅう〔ヰンナイガクキフ〕【院内学級】

長期間入院している児童・生徒が治療を受けながら通えるように、病院内に設けられた学級。特別支援学校の分教室として設置されることが多い。

出典|小学館
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

院内学級

近隣の小中学校の特別支援学級特別支援学校の分教室などの形で病院内に設けられる。文部科学省によると、病弱・身体虚弱の子どもを対象にした特別支援学級は2009年度、小中学校で計1153学級。院内学級もこれに含まれるが、院内学級の数は「把握していない」という。厚生労働省母子保健の向上を目指す「健やか親子21」の中で、小児科病棟のある全病院に院内学級を設置する目標を掲げている。しかし、09年の中間評価では、設置率は30・1%にとどまっている。

(2011-02-16 朝日新聞 夕刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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大辞林 第三版の解説

いんないがっきゅう【院内学級】

入院療養中の子どもが通えるよう、教育委員会が病院内に設置した教育施設。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

院内学級
いんないがっきゅう

特別支援学級の一つ。長期間の入院を必要とする病弱・身体虚弱の児童や生徒を対象として、病院内に設置される。病院に教員を一時的に派遣し、教育を行う場合もある。学校教育法第81条第3項の規定に基づくもので、一般的には近隣の学校の特別支援学級や特別支援学校の分室として設けられる。診断の結果、長期間にわたり学校を休ませなくてはならなくなったとき、在籍している学校の担任に保護者が申し出て、入院時に院内学級への転学手続を行う必要がある。院内学級に出席した日数は、通常の出席日数として認められる。
 児童・生徒が転学する前に通っていた学校への復帰を目ざし、通常は以前の在籍校の教科書を使い、それぞれの進度にあわせて授業が行われる。学習の遅れが生じないように基礎学力を中心にした指導が重視される。また、児童や生徒の精神的な支えとなり、入院中の時間を楽しく過ごせるように配慮され、病棟と連携した年間行事や、クラスごとの催しなどもある。一方、短期間の転学であっても、学籍の移動手続が必要であることや、不規則な人数の変動を反映する学級編成がむずかしいことなどの問題があり、それらへの対応が必要とされている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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