共同通信ニュース用語解説 「除染に伴う廃棄物」の解説
除染に伴う廃棄物
東京電力福島第1原発事故の放射性物質により汚染された地域ではぎ取った表土や伐採した草木など。福島県内では最大約2200万立方メートルに上ると推計され、政府はこれらを最長で30年間、中間貯蔵施設で保管し、その後県外で最終処分する方針。岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の7県にも約47万立方メートルあるが処分先が決まらず現場などで一時保管されている。放射性物質の濃度が1キログラム当たり8千ベクレル超の汚泥や稲わらなどは「指定廃棄物」とされ、福島県内分は同県富岡町で最終処分、県外分は処分先の議論が続く。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報