旺文社世界史事典 三訂版 「陳 独秀」の解説
陳 独秀
ちんどくしゅう
Chén Dú-xiù
中華民国の革命家・文学者
安徽 (あんき) の人。日本・フランスに留学後,辛亥革命に参加。さらに第2革命に失敗後,1915年上海で「青年雑誌」を創刊し,翌年「新青年」と改題。北京大学文科部長(1917〜19)となって,胡適 (こせき) とともに文学革命の新文化運動を指導した。1921年に中国共産党を結成して中央委員長に選ばれたが,その後国共合作につとめ,その妥協的態度のために除名された。1932年に国民政府に逮捕監禁され,日中戦争勃発とともに釈放されたが病死。
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