雀槍(読み)すずめのやり

精選版 日本国語大辞典 「雀槍」の意味・読み・例文・類語

すずめ‐の‐やり【雀槍】

  1. 〘 名詞 〙
  2. イグサ科多年草。各地の原野や芝地に生える。高さ一〇~三〇センチメートル。地下澱粉質塊茎がある。葉は根ぎわから群がって生え、長さ五~一五センチメートルの線形で先がとがり縁に長毛を生じる。春、葉間から二、三枚の茎葉のある花軸をのばし、頂に赤褐色の小花を卵形か球状に密集してつける。全草を煎服(せんぷく)すれば下痢にきくという。漢名、地楊梅。すずめのひえ。しばいも。《 季語・春 》 〔雑字類編(1764)〕
  3. 植物すずめのてっぽう(雀鉄砲)」の異名。〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雀槍」の解説

雀槍 (スズメノヤリ)

学名Luzula capitata
植物。イグサ科の多年草

雀槍 (スズメノヤリ)

植物。イネ科二年草スズメノテッポウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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