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集団心理学(読み)しゅうだんしんりがく(その他表記)group psychology; collective psychology

精選版 日本国語大辞典 「集団心理学」の意味・読み・例文・類語

しゅうだん‐しんりがくシフダン‥【集団心理学】

  1. 〘 名詞 〙 集団心理研究する学問集団のもつ精神、すなわち社会意識がいかに人間行動を変化させるかを研究する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集団心理学」の意味・わかりやすい解説

集団心理学
しゅうだんしんりがく
group psychology; collective psychology

社会的集団が,そのなかの個人の行動に及ぼす影響や社会的集団自体の行動について研究する社会心理学の一分野。最近ではグループ・ダイナミックスソシオメトリーなどの集団の研究が発展しているが,大規模集団の行動をより全体的に扱う試みも G.ル・ボン以来なされてきた。後者を特に集合心理学といい,その研究対象として群衆,パニック,乱衆 mobなどがおもに扱われる。ほかに,流行現象を扱う研究なども含まれる。

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