雌蛭木(読み)メヒルギ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「雌蛭木」の意味・読み・例文・類語

め‐ひるぎ【雌蛭木】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルギ科の常緑小高木。九州南部以南の海岸の入江河口に生える。高さ約四メートル。枝の下方から気根をななめにおろす。葉は厚く柄をもち対生。葉身は長楕円形で長さ約八センチメートル。初夏葉腋に白い花が咲く。花弁は五~六個で、各弁は細裂している。果実菱形で長さ二~三センチメートル、木についたまま長さ三〇センチメートルぐらいの幼根をのばす。琉球笄(りゅうきゅうこうがい)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「雌蛭木」の解説

雌蛭木 (メヒルギ)

学名Kandelia candel
植物。ヒルギ科の常緑高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む